ラグスポ時計は円安が痛手。目線を変えれば「狙うべき夏時計」が見えてくる！
こんにちはGoroです。梅雨が間近に迫り、夏時計へ衣替えする時期です。夏時計といえばやはりラグスポ、ここ数年多くの人が注目しています。
ブルガリ コピー代引き人気ラグスポモデルは入手困難ですが、目線を変えると意外な珠玉モデルに巡り会うこともあります。人気ラグスポ以外ではどんなモデルの腕時計が良いのか、詳しく紹介しましょう。
ラグスポが人気になったキッカケはヨットマスター？
ラグジュアリースポーツ、通称ラグスポは今や愛好家以外でも追い求める人気腕時計です。そんなラグスポは歴史的に見ると、1972年にジェラルドジェンダがデザインしたロイヤルオークが起源とされています。
しかし当時はラグスポというコトバは無く、単にスポーツウォッチ（もしくはスポーティーウォッチ）と呼ばれていました。それから約半世紀を経て、ラグスポと呼ばれるようになり、瞬く間にラグスポ人気は急上昇します。
人気が上昇した理由はいくつかありますが、中国を初めとするアジア市場で受け入れられたことが最も大きいと考えられます。かつて中国ではスポーツウォッチが受け入れられない時代が続きました。
そんな中国でもスポーツウォッチ人気が徐々に高まり、それを牽引したのがラグスポです。アジアの高温多湿な気候に合うメタルブレスウォッチは理にかなっており、プレステージさを持つ外観は彼らの琴線にも触れます。
また今や富裕層であってもスポーツジムに通いトレーニングを楽しむ時代です。自動車でさえ高級SUV車に代表されるようにラグジュアリーさの中にスポーツ・エッセンスを加えた製品を好むという、消費マインドの変化も見逃せません。
人気になったもう一つの要因を挙げるとすれば、1997年に発売されたヨットマスターも少なからず影響があったと考えています。発売当時Goroはこの時計を「中途半端なサブマリーナー」と評していました。
ファンから叱責を受けそうな感想ですが、今思えば、かつてのロイヤルオークのコンセプトである「クルーザー上で楽しむ時計」を思い起こさせてくれた気がします。さすがに＃腕時計魂でも５桁は見られず、この写真が唯一当時を感じさせてくれるモデルです。
３大ブランドのラグスポは入手困難
ラグスポと言えば真っ先に思い浮かぶブランドはやはり三大ブランドでしょう。名門ブランドのラグスポは人気を牽引するモデルです。10年ほど前であれば、金銭面さえクリアすれば、今よりずっと楽に入手できました。
しかし2022年の現代では、お金だけで入手することはできません。新品モデルの購入は正規店で実績が無い限り予約も不可能です。そのため購入実績の無い人は「欲しい」という願望はとりあえず心の奥底にしまい次の一手を考えるべきだと考えます。
ではどうすれば良いのでしょう。Goroは目線を変えるべきだと考えています。例えば、３大ブランド以外のラグスポを探すか、ラグスポ以外の腕時計を付けるかです。具体的には以下の要領になります。
コスパに優れたラグスポにも注目！
３大ブランド以外にも優れたラグスポは沢山あり、中には価格的に驚くようなラグスポも見逃してはいけません。＃腕時計魂の中でもよく見かけるモーリス・ラクロアのアイコンは注目です。
1975年にデスコ・フォン・シュルテス社がモーリス・ラクロア名義でリリース、2016年にクォーツのアイコンをリリース以降、同社を代表するコレクションへと発展させます。正規価格20万円台から購入できる、純然たるラグスポです。
忘れちゃいけない、ダイバーズだってクール！
さて実はGoro、ラグスポよりダイバーズウォッチ派です。以前からダイバーウォッチの高い耐磁性能に注目し、多少ガンガン使っても傷付かないタフなケースを備えていることに惹かれていました。
もちろん高い防水性も魅力です。最近のダイバーズウオッチは標準でも300M防水が標準で、水に濡れてもぶつけても使えるところが筆者のライフスタイルにあっています。ただ、難点を挙げるとラグスポと比較するとケースの厚みと重量がネックでした。
かつてのダイバーズウオッチはケース径は42㎜を優に超える巨大な物で、厚み1.6㎜以上のモデルが大半でした。折しもデカ厚時計ブームもあって、まさにダイバーズウォッチはそのブームの牽引役を担っていました。
しかし、ここ数年でケースの小型化が進み、少しずつダイバーズウォッチにもその流れが来ています。何よりサブマリーナーを除いて、ダイバーズウォッチの入手難易度は高くありません。
写真のブランパン バチスカーフはダイバーズウォッチとは感じさせない薄いケースと、ロングパワーリザーブが特徴です。ヨットの帆と同じ素材を使ったセイル・ストラップは濡れても装着感が良く、快適さを損ねません。高級機の雰囲気も十分備えています。
夏時計は実用性重視、円安にも負けるな！
夏は気温も高く水と触れ合う機会が増えるため、防水性の高さは必須です。また装着した時の心地良さも無視できません。
特に高温多湿の日本では汗で時計がベタつき、不快になります。装着感を良くするには軽さ、ケースの薄さも不可欠です。その基準に照らし合わせれば、薄くて軽量のラグスポは条件を満たしている気がします。
しかし今や日本は未曾有の円安です。その結果スイスブランドの値上げのニュースが、毎日飛び込んできます。残念ながら値上げにより今迄以上に国内での入手困難が予想されます。円安はラグスポにとって明らかなマイナス要因です。
そんなマイナス要因に負けてはいけません。皆さんもできるだけ情報を集め、リーズナブルかつパフォーマンスに優れた夏時計をラグスポだけに固執せず、ダイバーズウォッチまで広げて、円安にも強い夏時計を見つけてください。