先日は、自宅に一泊しましたー。

『自宅で栄養の点滴を自分で出来るか⁉︎』などのお試し外泊です。

看護系は苦手だと書きましたが、そんな事言ってられません。
家に1人でいる時間が長いし、自分で出来るようにならないと。

なので「どうしよう、できない、こわい」などと言っている暇があれば

パンフをみたり、自分でわかりやすくメモをとったり、看護師さんと練習したりと
短期間で超集中して覚えました。

『自分はこういう作業、得意かもしれない』ぐらいの暗示もかけました。

すると背筋が伸びて、もくもくと素早くセッティングすることができました。

看護師さんからも、

すごい、迷いがないですね。と褒めてもらいましたが、
心の中は汗びっしょりでした。

集中力、あとは慣れだなあと思いました。

そして狭い家で点滴台をアチコチにぶつけながら歩くのが大変で、

不安に思うことをメモし、病院に帰ってから看護師さんと先生に相談しました。
改善できることはして、家で少しでも快適に過ごせるようにしたいです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

以上が慣れてきたこと。

そして、慣れないことは…………

愛する毎日の食事が、栄養点滴になってしまったことです。

基本の食事が点滴。

あとは具なしのスープと、おやつに食べ過ぎない程度のチョコやアメ
（口の中でとけるもの）くらい。

お試し帰宅のときは、お腹がすいてすいて、なにかしょっぱいものが
食べたくて、でも食べちゃダメで、味噌をといたお湯を飲みました。

わたしは食べることが大好き。

大大大好き。

あまり悲劇のヒロイン的になるのは好きじゃありませんが、
ごはんが食べられない、というのは
自分にとっては悲劇です。

拷問です…。

先日は、「すごく美味しいスープを作って、楽しみにしよう！」

などと前向きにも考えましたが、

その夜、

レストランで自分の注文したものだけ来なくて焦って怒って嘆いている、

という夢を見てしまいました。

ごはんの件を、心から納得するには、まだ時間がかかりそうです。

くらい話でごめんなさい。

きょうはこれから、抗ガン剤だー。

きょうもふんばりますね。